My Diary

   
  2004年(平成16年) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月  
       
   

ラオス通信-8

 
  10月

10月の殆どは日本で過ごしました。日本で過ごしてラオス通信というのもおかしいと思うのですが、今までの生活の中で見落としていたこととか、ラオス〜日本までの帰国移動中の出来事とか、日本で認識したラオスに関することなどを掲載しようと考えております。帰国中多くの方々から温かい激励の言葉を沢山頂くことが出来、本当に幸せでした。また約一ヶ月の間私のために色々ご配慮頂き温泉旅行やハイキング、多くの宴会などなどお付き合い頂いた皆様には心からお礼申し上げます。半年間のラオスでの生活の後、日本の生活をして感じたことは日本は素晴らしいということと同時に、ラオスって本当に私の身の丈にピッタリサイズといった感じを強く受けました。また、多くの皆様にご協力頂きました古着は約40kgにもなりました。これらは現地の方々には物凄い人気で家のハウスキーパーやガードマン達で分けてもらおうと思っていたところ、最初の手持ち分は殆どをハウスキーパーが持って行ってしまいました。航空便で送ったものは婦人会のようなグループのバザー用に渡しました。これも凄い売れ行きだったそうです。残りの船便で送った20kgの衣料をどのように渡そうかと嬉しい悲鳴を上げております。また、頂いたディジタルカメラにつきましては職場の所長を初め皆さんに上げました。皆様大喜びでした。当地でディジタルカメラを持っている人は多分中流レベル以上ではないかと思います。衣類、ディジタルカメラにご協力頂いた皆様本当に有難うございました。私が代表して現地の方々から感謝されて幸せ一杯でした。それでは今月も私のラオス生活体験をご報告させていただきます。

 

No

項目

単位

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10

 

 

 

 

 

1

体重

kg

70

68

68

67

67

68

69

 

 

 

 

 

2

朝エアロビ

回数

4

4

2

3

0

2

0

 

 

 

 

 

3

朝ラン

回数

22

22

22

22

16

10

3

 

 

 

 

 

4

距離

km

102

88

121

123

93

46

14

 

 

 

 

 

5

水泳

回数

7

7

1

0

3

0

0

 

 

 

 

 

6

距離

km

4

7

1

0

2

0

0

 

 

 

 

 

7

テニス

回数

1

2

3

3

1

4

-

 

 

 

 

 

8

自転車

回数

3

4

3

3

1

4

0

 

 

 

 

 

9

距離

km

135

205

113

143

13

210

0

 

 

 

 

 

10

観光

回数

1

1

2

1

2

1

-

 

 

 

 

 

11

主な購入品

*水中眼鏡、耳栓

*譜面台

*ソー(楽器)

*マウンティンバイク用の靴とペタル

*コーヒーメーカー

*ケーン(楽器)

*サングラス

 

各1

1

 

 

 

 

1

1

 

1

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1.お詫びと訂正

 ラオス通信第7号で誤った情報がありましtので訂正させていただきます。大変申し訳ありませんでした。

@.    ラオスと日本で有るもの無いもの

日本にあってラオスに無いものの中に蝉がありましたが、これは確かにいるそうです。私が着任した4月頃に声高らかに鳴いていたそうです。先任SVの堀端様からご指摘をいただきました。

 

A.ASEANサミットが開かれます

  ASEANサミットに参加するために飛来するジャンボジェット機のために滑走路を延長している、またこれらの費用は日本の援助資金で行うというご報告をさせて頂きましたが、これは誤りで正しい情報は以下の通りです。

テキスト ボックス: 正確には滑走路の延長ではなく、長さには変更はありません。アスファルトの嵩上げ工事を行っているとのことです。また、滑走路の幅は現在45メートルですがこれを60mにするようです。これらの資金はタイからの援助でタイの会社が工事を行っているそうです。
なお政府専用機は10月28日テスト飛行で無事着陸できました。

 

 

 

2.タイ国に対する感情

 

タイのバンコクには15年位前に観光で行ったことがありました。その時に感じたことは交通量は一寸多いけれど人も素朴でとても親しみ易い民族という印象が強かったと思っております。今回日本に帰国する途中、バンコクで飛行機の乗り換えのために12時間ほど時間があったので一緒の友達と二人で市内に出て見ました。ここで感じたことは渋滞と喧騒とずる賢い人が多いということでした。以前の印象と180°も違ってしまった感じでした。先ずは交通渋滞です。飛行場から市内に出るのに高速道路が渋滞していました。それに排気ガスも物凄く多いような感じがしました。そして、町全体がとても喧騒に包まれているような感じがしました。水上船やトゥクトゥクにも乗りましたけれど、目的地につくまでの間に色々しゃべりかけて来て自分の都合の良い所に連れて行ってしまった運転手が居りました。この時にはラオスでの半年間の生活が役に立って「ボダイ!」(ダメッ!!)と言って目的地まで行かせました。そうなんです、ラオ語はタイでも殆ど通じたんです。水上船でも同じような目に合いました。

15年前の時には東京とバンコクを比較して良い所と感じたことのようでした。そして今回は無意識の内にビエンチャンとバンコクを比較していたようでした。短いバンコクでの滞在でしたが、ここでの経験はビエンチャンに生活することが出来て本当に良かったという思いを強くしました。

 

3.医療費の高さを強く認識しました

 

帰国中健康診断、予防注射、皮膚科、歯医者、泌尿器科などへ通いました。私は現在市役所の登録上は非居住の扱いとなっており、国民健康保険は貰っておりません。帰国後直ぐに届けをして居住扱いにしてもらって健康保健を受けるという手もありますが、最終的に私が支払う費用に変わりはなさそうなのでそのままにしておきました。合計9回医者に行きました。国民健康保健を持っていないと当然のことながら10割負担ということになります。何処の医者に行っても大体一回につき10,000円弱を払います。毎回毎回行く度に10,000円のお金を持って行くのはとても気が引けますが、これは仕方が無いことと思っております。ということで医療費って本当に高いと思います。歯医者の場合、奥歯の詰め物をもう一度詰めてもらうだけで良いのですが、最初にレントゲンをとったり全ての歯をチェックしたり詰め物以外の診療に時間と金が沢山かかっていました。合計5回の通院で詰め物の処置は最初の一回で終わりました。何となく矛盾を感じてしまったのですが、この医者通いのお陰で家内と毎回大喧嘩しなければならず、とても嫌な思いをしました。喧嘩する度にビエンチャンに帰りたいという思いを次第に強くしてしまいました。

 

4.健康管理休暇について 

今回は健康管理休暇を取得して帰国しました。これは最大一ヶ月取得することが出来ます。この間にやらなければならないことは、健康診断を受診するということです。健康診断結果に問題が無ければ一ヶ月で十分なのですが、今回私は血液検査で引っかかってしまい、再検査ということになりました。再検査の通知は帰任日の12日前に連絡を受領しました。翌日病院に行って再検査をお願いに行った所、先生が前立腺の触診をされ肥大なのか癌なのか何とも言えないので、望むなら再検査しても良いけどこれから予約となると、結果が出るまでに10日以上はかかると言われてしまいました。結果が出てからJICAの医師に見せて判断を仰ぐ時間を入れると帰任の予定が確保できないことになってしまいました。妥協案として半年後に再度休暇を取得して検査するという条件で予定通り帰任できました。私としてはJICA指定の病院で健康診断を受けて再検査ということになった場合、時間その他を考慮してJICAの方で病院を指定して頂けると良いと思うのですが、中々難しい問題だと思います。

ということで幸か不幸か、来年の4月頃に再度帰国する予定が出来てしまいました。また、家でまた喧嘩が始まると思うと一寸頭が痛いのですが・・・・・・・・・・・。

 

5.ASEANサミットの準備が急ピッチで進んでいます 

11月の終わりにASEANサミットがビエンチャンで開催されます。アジア諸国の偉い方々が沢山来られます。このための準備が急ピッチで進んでいます。

 

@.新しいホテルの建設:

      写真のように高層のホテルが何とか完成しました。隣の低い建物の方は足場に竹を使用しておりました。建物は何とかなったようですが、取り付け道路や周りの整備が未だ手を付けられていないようです。

 

A.メコン川沿道沿いの露店:

     メコン川の土手の所に歩行者用に細い道が作られておりますが、この歩道に沿って露店がずらーっと並んでおりました。この露店が全て撤去されてしまいました。ある意味でビエンチャンの名物ではないかと思うのですがこれが無くなるとは寂しい限りです。ASEANの後、再開するのか否かは分りません。

 

B.主要道路に簡易アスファルトが施されました:

    市内の主要道路でも穴ぼこだらけのところは幾らでもありました。各国の首脳が通ると思われる所は全て簡易舗装が施され、穴ぼこがなくなってしまいました。この簡易舗装を行うと小石がしっかり埋め込まれれば良いのですが、工事直後はまるで砂利道を走っているようです。お陰で私の車のフロントガラスは前の自動車が跳ね上げた小石でメチャクチャに割れるというハプニングまで起こってしまいました。

 

C.縁石の色付けを新しくしました。街路樹に色付けを行いました:

      これもまた、縁石のある道路で首脳が通ると思われる道路の縁石が綺麗に色が塗られております。この色が面白くて、黄色、白色、黒色、赤色などの中から二色が交互に塗られております。また、直径1m前後の街路樹の地面から1.5mくらいの所まで白いペンキのようなもので塗られております。これも景観を良くする目的のようですが余り良いとも思えません。写真を参考にしてください。(クービエン通り)

 

D. 警官が大増員されております:

      地方から数千人の警察官が増員されているようです。夜、街中で飲んでいると、ライフル銃を担いだ警官がしょっちゅう歩いております。おかげで店は早く締まってしまうし、当方はとっても迷惑をして居ります。

 

E. 11/29日〜12/2日は学校、官庁などは休みになります:

      ASEANサミットの最大イベントはなんと言っても小泉首相を始めとする各国首脳が来ラオされる日です。この間は学校、官庁はお休みだそうです。私どもの職場も休みですけれど、道路の交通制限があるので何処も行けそうもありません。

 

F.パトゥーサイがお色直しをして居ります:

      パトゥーサイというのはパリの凱旋門を一寸小さくしたようなものなのですが、迎賓館からランサーン通りをまっすぐ突き当たった所にあります。今年の8月頃からパトゥーサイ全域を緑のトタンで覆い工事が始まりました。中がどのように変わるのかは分りませんがきっと素晴らしい美しさに変身するのではないかと期待しております。聞く所では噴水もできるようです。

このパトゥーサイの回りの芝生の所では夕方など多くの人達がランニングをしたり見学したり賑やかになります。この工事は中国がやっているようです。

 

 
       
  10月10日(日)

町民スポーツフェスティバルに参加

 
   

町民の運動会ともいえるフェスティバルに参加してきた。昨年は主催者の一人としてハッチャキで頑張ったが、今年はテニス練習の球出しでお手伝いをさせてもらった。参加者は天気も不順ということであった割には意外に多かった。

私は半年振りで他町会の方や皆様にお目にかかることになるのだが、市会議員、町会関係者、趣味のお友達、等など多くの方から声をかけられ嬉しかった。皆様私の単身生活で健康を心配してくださっていたようであったが、とても健康そうであったようで安心していただいた。

テニスのコーナーで球出しをしていたが大人や子供、人数で80名くらい、延べにしたら200人以上の人たちに楽しんでもらったが、練習している人達を観察してみると、運動神経が発達している/いない人って良く分かる。テニスの場合、速く構える、最適の場所に移動、ヒットする時の握りの強さがポイントと思うが、初めてやったという子供たちの中にもこれらの基本を自然に体得している子供も居た。これを見ているうちに私の運動神経は全くゼロに等しい所から出発したことが良く分かった。

 
       
  10月9日(土)雨

歯の治療

 
   

強烈な台風がやってきて関東地方を直撃した。今日もテニスが楽しめなかった。家に帰って以来余りテニスを楽しんでいない。

昨日歯医者に行き治療を受けてきた。歯医者の治療って他の医者と違っていることに気が付いた。今回の治療目的は奥歯の詰め物が外れてしまったのでこれをつめてもらうということであったが、初日に全ての歯の状況をチェックして助手の人に書き込みさせた後、今度はレントゲンを撮って何やらチェックしているようだ。そして治療が始まったが初回は奥歯の詰め物の所をガリガリやって別の柔らかい詰め物を入れて終わり。それ以降は別の歯をガリガリやっている。別の歯についての治療確認は特に行っていなかったと思うが常識的に考えているのであろう。普通医者に行くと頭が痛いとか、風邪引いたと言って街頭箇所の治療を行うが歯医者の場合は全てのチェックを行って治療をしてくれる。どちらが良いとは一概には言えないが、矢張り治療前に「何処と何処が悪いから×回くらいの通院で治療が終わるようにします」というコメントくらいくれても良いような気がする。

 
       
  10月8日(金)雨

会社時代のお友達と懇親

 
   

ホームページの更新と日記帳の書き込みが途絶えてしまっていたので、これを再会するために午前中PCの前にかじりついた。

午後翌檜会の練習に参加。この会に参加すると一番落ち着く。何故だろうか?家内も居るし、同年代のお友達ばかりが集まるからか。単に尺八や大正琴だけでなくて多分色々な意味での価値観を共有できるところに心が落ち着くのであると思う。それにしても、練習の度に譜面を製本してくださる鈴木会長には頭が下がる。有難う御座います。

夕刻から国立に出かけ、会社時代一緒に仕事した仲間4人で久しぶりの同窓会を行った。現役の二人は御殿場で大活躍していた。仕事の方も大変のようだ。同期の一人はこれから会社を興して後輩達の為に道を作っておくといって頑張っている。みんな偉い!!。何だか私一人だけが取り残されてしまっているような感じだ。

 
   

 

 
  10月7日(木)晴

温泉に浸かった日-三日目

 
   

帰りに榛名湖に行った。ここから榛名富士山までロープウェーだ。1,300mくらいの標高から見る景色は素晴らしかったが少し霧がかかっていた。今話題の浅間山はいつもと同じくらいの煙を吐いていた。ロープウェーは片道たったの3分弱であるが殆どの方が往復券を買っていた。私達は40分をかけて徒歩で下山してみた。歩く人が居ない為最近話題の熊が出てきそうな熊笹の生い茂る小道を歩いて降りてきたが、ちょっとした運動ができて丁度良かった。

観光は矢張り平日に限る。何処に行っても混雑は余り無いし人も少ない。今回私の為に温泉までお付き合いいただいた家内や町山さんご夫妻に大感謝。

 
       
  10月6日(水)曇

温泉に浸かった-二日目

 
   

雨は上がったらしい。本日は滋賀草津ルートを通って小布施まで足を伸ばした。途中紅葉が見事であった。歴史民族資料館を見学した。ここは多分昔小学校の校舎があって、昔の生活で使っていた色々な機材を展示してあった。昔といっても私が子供の頃に見たものも多々あり懐かしかった。

先ずは校舎が子供の頃通ったものとそっくりであった。今はこんな校舎は一寸お目にかかれない。山に木を取りに行くときに使ったショイタ(?)というしょいもの。脱穀機、真空管式ラジオ等など。これらを見ていると懐かし子供の頃を思い出すと同時に、ビエンチャンのことも思い出してしまった。ビエンチャンはどちらかというと昔のものに新しい機材が混じっていて、何となくアンバランスな感じがするところといった感じがする。でもこの資料館、親切な昔の校長先生といった感じのおじさんがいてとても親切に説明してくれて入館料がたったの50円とは一寸安過ぎだ。

本日は草津スカイランドホテルに宿泊した。昨日のことがあったので食事を気にしたがここは私達の口にとても良くあったお料理が出てきて美味さも一入であった。また、先日国際電話の格安カードが巧く繋がらない件についてホテルからやってみたところ、見事に繋がった。巧くいかなかった理由は電話番号をかけた後、オペレーターの指示を聞いてからカードの番号を入力すれば巧くいくことが分かった。今までは電話番号とカード番号を連続して入力していた。でも、向こうと繋がって嬉しかった。

 

 
       
  10月5日(火)雨

温泉に浸った-一日目

 
   

半年振りの日本ということで、家内やテニスのお友達と草津温泉に行きゆったりと温泉につかって来た。往路は雨だったので寄る所は草津の熱帯園でここは建物の中なので主に熱帯地方に住んでいる動物を見学した。

その後東急ホテルにチェックイン。このホテル、ブランドは一流であり風呂もとても良かったが食事が一寸私の口に合わなかった。お膳の上に沢山のお料理が乗っている。どうやら懐石料理らしいのであるがどうも私にとっては味がイマイチであった。半年も海外に行っていて食感が変わってしまったのかなと思っていたら、家内も町山さんご夫妻も同じ意見であった。多分高級料理を食べなれていない為かとも思うが、これには一寸閉口した。

 
       
  10月4日(月)雨

元の会社の本社訪問

 
   

ラオスの大学の学長、工学部長、電子学科長の皆様が日本にITの研修に来られているので、IT企業訪問ということで元の会社の本社を訪問した。これは丁度私が健康管理休暇で帰国中の為に私にも出席するようにとの先輩SVの暖かいご配慮によるものである。感謝。

41階の役員応接室で偉い方と懇談した後本社の中を見学していただいた。IT企業の職場や、会議室、展示室などを見学していただき、一寸面白かったのは、会議室の白板を指してあれは何かと尋ねていたことだ。実際に書いてみてこれをコピーして見ていただき感心していた。そういえばラオスの学校では未だ黒板が主流で白板などは無かった。

10月1日に日本からラオスに電話する場合の格安カードをお友達の谷丸さんから教えてもらい注文したものが本日3枚届いた。一枚が1,000円で約30分話せるという。ということは一分間で約三十円でありとても安い。早速説明とおりに電話をかけてみたが何回やっても繋がらない。矢張り安いから回線が混んでいるのであろうか。

 
       
  10月3日(日)雨

久しぶりに落ち着いた一日

 
   

日曜日ということで久しぶりの中間達とテニスを楽しむ予定であったが無念の雨であった。本日はラオス通信第7号を記述することにした。このラオス通信は当初家の周りと元会社の仲間たち及び家族に出していて大体20名くらいに発信していたが、その後色々増えてきて現在では海外も含めて70名を越す方々に送信している。矢張り情報は発信してみるに限る。毎回大体3枚くらいの記事に纏め上げているが、記事の項目は平常気がついたことを一寸メモをしておいてこれを使っている。大体20〜30項目程度が常時登録してあるから記事の作成に困ることは無い。

本日は半年振りにNHKの「のど自慢」、民放の「新婚さんいらっしゃい」、「笑点」を観て帰国後初めてリラックスした一日を過ごした。

 
       
  10月2日(土)曇

翌檜会慰問演奏会

 
   

私が所属しているものの一つに「翌檜会」という楽器を演奏して楽しむというグループがある。この会は昨年9月に僅か4人で発足したものであるが私が暫く休んでいる間に会員が増え、12人に増えていた。嬉しいことである。

そして今回私の帰国に合わせて慰問演奏会を企画していただいた。私はこのような演奏会は初めての経験である。大正琴:鈴木さん、町田さん、小島さん、尺八:鈴木さん、佐藤さん、三井さん、小島さん、私、の8名で演奏した。「荒城の月」、「籠の鳥」、「絶唱」、「北上川夜曲」、「月の砂漠」、「美しき天然」などを演奏し、御年寄り方に喜んでいただいた。でもこの演奏会って小さなボランティアであるが皆様から拍手を戴いて私の方が励まされてしまった感じであった。

夜は昨年度の町内会の役員方が宴席を設けて下さり、皆様との半年振りの再会に感激した。

 
       
  10月1日(金)晴 高額の医療費を実感  
   

今回の帰国目的である健康診断と三回目の予防注射を受診した。この診断に幾らかかるのか分からないが多分5万円以上はすることであろう。医療費といえば本当に高額であることをつくづく実感している。9月28日に帰国以来、歯医者、皮膚科、予防注射を受診したが何れの場合も費用が10,000円弱かかってしまう。初診量が高いのであろうと思っていたが、歯医者などは一回では終わらず何回も通うことになるそうだ。そして毎回10,000円弱を取られている。これには参ってしまった。昨日であったか2回目の歯医者で会計のカワユイ女性が「今日は730円です」というので矢張り二回目からは安くなるのかと嬉しくなって「本当?」って聞いたら、一寸待ってくださいと言って確認していた。「アッ、違っちゃった、1,730円でした。済みません」。「本当にホント?」。又確認して最後に「済みません一桁間違えちゃいました。7,300円です」・・・・・。お陰で家を出る時は家内といつも喧嘩になってしまう。

今までは健康保険の陰に隠れて実際の医療費が分かり辛かったが、今回高額な医療費を良く認識した。健康な身体に心から感謝したい。