山歩き

 若かりし頃、青い鳥の幸せを求めるごとく山に登った。いわゆるバカ尾根というやつでありる。 丹沢、谷川、安達多良、富士山・・・今は健康と昔の想い出を求めて山に登ろうとしている。一年に 一度はどこかに登ろうと計画しているがなかなか実行できない。血液はA型である。計画したことは 必ず実行すること。

index
No 行事名 行先 備考
10        
9 尾瀬の秋, 尾瀬ヶ原 02-09-25〜26  
8 富士山に挑戦 富士山 02-8-31〜9-1  
7 念願の尾瀬を歩いた 尾瀬ヶ原 02-6-17〜18  
6 山の楽しみ方を体得 蕨山 02-4-20  
5 石楠花があった 甲武信岳 00-6-10〜11  
4 紅葉を求めて 瑞牆山 99-11-3  
3 歩け歩け大会 秦野戸川公園 99-5-22  
2        
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9.尾瀬の秋、02-09-25〜26

二度目の 尾瀬ヶ原を楽しんできた。今回は尾瀬ヶ原の草紅葉を求めて出かけた訳であるが時期的に一寸早めであったことと、 生憎の天気のため、最高ということではなかったが、尾瀬ヶ原の秋を存分に楽しむことが出来た。また行きたい。
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8.富士山に挑戦、02-08-31〜9-1

三回目の富士山に挑戦してきた。mmxの谷丸幹事の絶妙かつ細心な計画と準備のお陰で身体も気分も快適な登山 をすることが出来た。一緒に登った皆様に大感謝!!
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7.念願の尾瀬を歩いた:尾瀬ヶ原で、02-06-17〜18 ここをクリックすると写真が見られます

もう何十年も前から一度尾瀬を歩いてみたいという願望があった。 定年になった今年こそは実現したい、と願っていたことを実行することが出来た。行って見ての感 想は、自然の大きさと人間の小ささ、高山植物が沢山あるなー、自然が一杯だなー、温泉も良かっ たなーといった所か。今回は尾瀬ヶ原の入り口をチョロチョロ周り、アヤメ平で満開のチングルマ とイワカガミと遭遇できて大満足であった。また尾瀬を真に愛する写真愛好家の皆様と同宿して色 々なお話を聞くことが出来たことも収穫であった。尾瀬ヶ原の紅葉は9月下旬、山々の紅葉は10月1 0日前後とのこと。この時期に是非もう一度行って見たい。

1.工程
6月17日(月)の天気が微妙で出発か否かの判断がつきかねていたが、 朝食後とにかく行ってみようということになり、予定より大幅に遅れて9時20分に出発。町田街道〜圏 央道日の出インター(10時20分)〜鶴ヶ島(10時35分)〜沼田インター(11時45分)〜戸倉タクシー 乗り場(12時45分)ここで車を宿に置いてタクシーで鳩待峠(13時15分)バスの最終が16時20分出発 ということでそれまでに行ける所まで行こうということになり、超スピードで尾瀬ヶ原に向かった。 山の鼻から竜宮小屋に向かって15分くらい歩いた後Uターンした。
6月18日(火)は朝3時に起床し途中まで車で行き、富士見峠(5時15分)〜アヤメ平〜鳩待峠〜宿〜帰路。 帰宅は13時頃。総車工程382.6kmであった。

2.尾瀬ヶ原、アヤメ平
この季節はさすがにミズバショウは峠を越し所々に細々と散見される 程度であった。このミズバショウの満開の時にもう一度来よう。鳩待峠から山の鼻、その先の辺りではタ テヤマリンドウヒメシャクナゲコバイケイソウリュウキンカなどが見事に咲いていた。平日のせい か木道を歩く人の数はそんなに多くない。一つ一つの花々をゆっくり鑑賞できる。10人くらいの小学生と 先生の一団が花の名前を言い合いながら通過して行った。とても良い教育と思う。子供に聞いてみたら千 葉県からやって来たと言う。尾瀬ヶ原の湿原は花々が咲き乱れているから素晴らしいというのではなく、 1,400mの山の上に広大な自然が残っている所に価値がある。この自然を維持されている方々のご苦労を 思うと頭が下がる。
アヤメ平行きは最初の予定にはなかった。宿泊した宿で食事をした際、同宿の坂本先生を始めとする 6人組の写真愛好家の方々から尾瀬の話を色々教えていただいた。一年に何回もこの地を訪れている とのことで、皆様のお話によると尾瀬には季節ごとの自然の姿が夫々異なり、感動がある。明日は アヤメ平のチングルマが満開なのでその写真を撮りに行くという。私たちも同行させて頂けるよう お願いして許可されたものだ。朝3時に起きて途中まで車に載せてもらった。富士見平からは坂本 先生が歩行中会話は禁止と言う。理由は皆様夫々思い思いに自然を堪能してくださいということ からなのだそうだ。私と家内は余りそのような訓練はしていなかったので小さな声で会話をした。 富士見平からアヤメ平まではものの30分くらいであろうか。天気は今一であったが360°の視界が開 ける。チングルマイワカガミがあるはあるは、そこら中一面に満開であった。家内は感嘆の声を 上げ通しであった。私もチングルマは始めてお目にかかったので一寸ロマンチックな気分になった。 ここで朝食をとることにした。坂本先生がスープをご馳走してくれた。温かい!、美味い!本当に良 い方達に出会ったものだ。これも私達の普段の行いが良いからであろうか・・・
朝食の後、皆様が撮られる写真の邪魔をしてはいけないので早々にお別れして家内と二人で木 道を歩いた。チングルマ、イワカガミの群生が延々と続く。ひろーい山の中でたった二人だけ の歩行が続いた。途中ミズバショウ、マイズルソウ、サンカヨウなどが所々に咲いていた。歩 いているうちに恐怖心が沸いてきた。ここで熊が出てきたらどうしよう。死んだ振りってどう すれば良いんだろう。お互いに先に行くようにと譲り合い恐怖心と戦いながら下山した。アヤ メ平から鳩待峠まで2時間くらいの間に鳩待峠に近いところで2グループに会っただけであっ た。とにかく怖かった。今度から山歩きには鈴を必携品にしよう。

3.宿
今回は事前の計画無しに出かけたために宿の予約は行っていなかった。 mmx登山隊の谷丸先生に宿の確保の仕方を指導いただいた。宿泊地を決めて地元の観光協会に行っ て相談すると良いとのことであったので、戸倉温泉の温泉センターと書いてある所に行って見た。( 観光協会が見当たらなかったので)温泉センターの管理人が親切な方で、事情を伝えるとそれなら四 季亭が良いということで早速電話をしてくれた。ちょうど二人分の空きがあったので確保することが 出来た。温泉は源泉からそのままとった湯とのことで、硫黄の匂いが新鮮に香っている。食事が気に 入った。特製豆腐、イワナの甘露煮、肉炒め、それと地元で採れた野菜の天婦羅、などなど真心がこ もったもてなしを頂いた。旅館のご主人がどういう訳でここに宿泊したのかと不思議がって問われた。 理由を言うとご主人は同宿の写真家の方々が常連さんのため、急にこの日に宿泊することになり、ちょ うど二人分の空きが出来たために私達が宿泊することが出来たとのことである。夜の食事が楽しかった。 私共と坂本先生を始めとする写真家の方々と山や野草の話を聞きながらビールを飲んだ。そして翌日は3 時に起床してアヤメ平に行くことが確定した。宿のご主人に9月に再度宿泊させていただくようお願いを した。

5.新たな知識
・新しい花の名前を覚えた。:チングルマ、リュウキンカ、マイズルソウなど
・尾瀬のミズバショウは5月末〜6月始め、尾瀬ヶ原の紅葉は9月下旬、山の紅葉は10月10日頃
・尾瀬ヶ原には黄色い旗を持った観光ボランティアの方が居るのでその方に花の名前などを聞くと教えてくれる。
・予約無しで宿泊する場合地元の観光協会などに相談する。(評判が良い宿を紹介してくれるようだ)
・山頂の飲み物はスープが良い。(飛行機に乗ると出てくる例のスープで、スーパーに売っているとのこと)
・山歩きには熊避け用の鈴を携帯すること。


6.山の楽しみ方を体得:蕨山で、02-04-20(土) ここをクリックすると写真が見られます

今年3月にmmx走り隊に入隊させていただいた。もっとランニングの記録を良くするのが目的で あった。mmx走り隊の上部組織にmmx登山隊がある。山をこよなく愛するプロのような方々のグ ループである。私にとって入隊第一回目の行事参加がこの蕨山山行であった。高さは1044mではあっ たが、中身は非常に濃いものであった。登山の時の歩き方の基本、ザック、マイカップの選択方法、 持参するおにぎりの大きさ、大休止時の料理メニューおよび料理の仕方、アルコールの飲み方、温泉 の楽しみ方・・・・・などなど。数え切れないくらいの収穫を得ることが出来た。谷丸さん、奥様、 玉田さん、土屋さん、奥谷さん、昭ちゃん有難うございました。私は一寸言葉が過ぎて皆様のひんし ゅくを買ったようなので、次回からはmmxの皆様の気高く上品な態度を身に付けるよう変身します 。これに懲りずに次回も連れて行ってくださいね。

T.工程

自宅5:30⇒相原5:40→八王子5:50→6:20東飯能⇒6:40飯能駅7:10<バス>8:30名郷 バス停8:45⇒林道終点⇒11:00山頂<昼食>12:50下山⇒15:00さわらびの湯17:50<バ ス>18:30東飯能18:57→八王子19:37→19:45相原⇒19:50自宅

U.登山

男らしい山である。登山道入り口(320m)から山頂(1,044m)まで殆ど一直線で登る。最初 は植林をした杉の林の中を歩く。玉田さんを先頭にして昭子、私、奥谷さん、土屋さん、谷丸奥 様、谷丸さんの順序で歩く。登りがきつい。私だけがハァハァと息を切らして進む。皆の足を引 っ張るまい、とかなり必死になった。途中、盛りを過ぎた山桜や山つつじも見ることが出来た。 昭子が小さな花を見つけていつものように感嘆の声をあげる。近くでは小鳥の声に混じって猿の 鳴き声のようなものも聞こえる。そういえば途中5箇所ぐらいの所に動物のウンチがあった。ど うやら今日やらかしたもののようだ。熊だったらどうしようと不安な気持ちもわずかに心をかす めたが、皆様ベテランだし、何よりも奥谷お姫様が強そうだったので安心して歩くことが出来た 。30分くらい登ると汗が出てきた。後ろの土屋さんが”おじん(老人)は必ず汗を頭の後ろと脇 から拭きだす”と言われ、私はまさか老人ではないのでまさかそんなことはないと思いつつ、自 然な動作を確認してみたら私の汗もおじん拭きになっていたので愕然としてしまった。一時間ぐ らい歩いて小休止。皆様早速小さなおにぎりを出して食べ始めた。間食をしない私には奇異に見 えた。谷丸さんや土屋さんの話によると、ここに重要な登山のノウハウが隠されていることを知 った。登山で疲れ果ててしまうと食欲もなくなってしまうので、疲れる前に少しずつ細切れに食 べると良いとのこと。なるほどね。蕨山最高点は素朴な場所であった。缶ビールを平に伸ばして 裏側に”蕨山 1044m)”とマジックで書いたものが杉の木に結わえ付けてあるだけであった。で も何となくロマンチックな感傷を覚えた。昼食は”蕨山”の看板が立つ1033mの展望台でとった。

 

V.昼食

考えてみると私たちの山登りはいつも昭子と二人だけの行動であった。昼食なんかはおにぎり を2〜3個食べて少し休んで”じゃ帰ろうか”と帰るのが常であった。2年前に甲武信岳に登った時 に、途中でラーメンを作って美味しかったので今回もおにぎりとラーメン、それにビールで充分 と思っていた。皆様早速昼食の準備に取り掛かる。谷丸さん、土屋さんが火をたいて何やらゴソ ゴソやっている。私たちはラーメンを食べようとしたけれど、皆様のメニューを見てビックリ。 土屋さんは豚肉をたくさん持ってきて”豚シャブ”をやり、その汁でモヤシとキュウリ、ニンジ ンを微塵切りにしたものを煮て食べるという。谷丸さんといえばなっ、なんとイワシの目刺を焼 きだした。また、奥谷さんの新鮮なイチゴも良かった。こんな上等なツマミがあるんじゃラーメ ンなんて出す訳にいかない。早速ビールや日本酒、ワインで大乾杯して肉や目刺、モヤシやイチ ゴをたらふく食べた。山でこんなに美味しい食事をしたのは生まれて初めてである。周りの景色 を鑑賞するのも忘れて食事に没頭した。特に目刺は周りの方々に強烈な香りを提供し、何処かの おばはん連中は私たちが食べているものを羨ましげに覗きながら去って行った。心の中には何と も言えぬ優越感で満ち溢れた。それにしても奥谷さんのマイカップは大きかった。大きいことは 良いことだ。私も大きいやつを購入しよう。食事の後片付けも勉強になった。食器はテイッシュ ペーパーで綺麗に拭き清めることが必要なんだ。ゴミも全部一つにまとめて持ち帰る。とにかく 美味しく感動的な昼食を有難うございました。

W.下山&温泉

アルコールの勢いで一気に下山してしまった。途中のことは余りよく覚えていないが、中途半端 な傾斜の下りなので膝が笑い出しそうになる所であった。それにしてもアルコールのほろ酔い気分 がとても心地良い。ルンルン気分で下山だ。2時間そこそこで名栗湖が見えてきたら、もうさわら びの湯に到着だ。早速温泉だ。余り広くはなかったが疲れた身体には気持ちが良い。まるで天国 だ。一息つくと今度は喉が飲み物を欲しがる。お風呂もそこそこに上がって後は休憩所で本日の 反省会と相成った。ビールで乾杯!!美味かった。一日の疲れが吹っ飛んでしまった。早起きや 登りの苦しみも一瞬に吹き飛んでしまい、次の登山計画を期待している自分があった。

X.感想、教訓

・山登りの基本を体験できた。感謝。有難うございました。
 ・少人数で行く山もそれなりに良いが、グループでの行動の面白さが解った。
 ・山登りのキーワードは綿密な計画と思いやりだと思った。
 ・食事は細切れに休みの度にとっておく。(疲れると食欲がなくなる)
 ・マイカップは二重構造が良い。(チタンが最高)それと大きいことは良い事だ。
 ・食事の後は食器をティッシュペーパーで拭くこと。
 ・食事のメニューの準備にはラーメンだけでなく頭を使うこと。
 ・靴の紐の締め方。(登りは緩め、下りは強め)
 ・ビールの冷蔵用ジェルは薄くて小さ目のものが良い。


5.石楠花があった:甲武信岳に挑戦:00-06-10〜11日

4.紅葉を求めて、瑞牆山山歩き:99−11−3(水)

 今年分の年一回の山行き計画を実行した。この季節はなんと言っても紅葉である。増富ラジュームラインから瑞牆山荘に至る道端の紅葉の美しさ、登山中に見える山々の紅葉の美しさは喩えようがない。効用を見ながら素朴な疑問を考え続けた。木々の葉は春に芽吹き鮮やかな緑〜紅葉を経て散り果てる。これを人間に喩えると、黒髪から白髪〜抜脱となる。葉は春になれば再び緑を取り戻すが、人間の髪にはどうして冬の後の春がないのであろうか。今一生懸命発毛剤をつけているので私にとっては深刻な疑問なのである。神様は片手落ちなのではなかろうか。歩きはきつかったが紅葉と温泉を楽しめて来て良かった。来年は6月頃に甲武信岳に石楠花を見に行こう。

5時20分:出発

8時15分:瑞牆山荘出発

8時55分:富士見平出発

10時20分:頂上到着

 

3.99−5−22(土):歩け歩け大会「秦野戸川公園コース」

  会社の文体活動であろうか、山歩きまで行かないがこのコースに昭子と一緒に参加してきた。小田急線渋沢駅に9時過ぎに到着し、ジュースをもらって約8kmのコースを散策した。途中道端に咲く可憐な花々をチェックしてみた。秦野戸川公園は一昨年丹沢塔ガ岳に登って帰りのバスの停留所「大倉」駅の所であった。花々は良かったが、川縁の広場だけしかない休み所にはちょっと失望した。

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