高遠の桜に感動 ：2002年（平成14年）4月10日：長野県、高遠にて

自由の身になったら平日に満開の桜を鑑賞することが私の1つのささやかな願いで あった。これを実現することが出来た。この日7時半に相原を出発した。町山さんご 夫妻と一緒の旅である。中央高速を下る。途中一ノ宮辺りで満開の桃の花を横目に 軽快に車は走った。事故渋滞で一時間くらいノロノロがあったが、車中おしゃべり 二人組の話を聞いていると少しも飽きない。高遠中学校の校庭に車を置いて高遠城 址までゆったりと歩いた。入場券を買って中に入ってみたら驚いたことが二つあっ た。もっの凄い人出である。インターネットで細かくチェックして満開の日に合わ せて来たものの、平日にこんなに多くの人が集まるものかと開いた口がふさがらな い気分であった。お年寄りが目立つ。皆様年金生活者であろうか。こんなに沢山の 年金生活者が居るとなると、日本も危ないんじゃないかな、などと変な危惧をして しまった。あと1つは1500本の桜の花の下でおでんをつまみながらビールを飲んだ が、おにぎりも何もかも私にとってはとても高価な感じがした。でも考えてみれ ば高遠の町の方にとっては、この一ヶ月くらいの間に一年分の商売をするのであ ろうから無理もない話かもしれない。しかし、ひろーい桜の花の天井を見上げな がら、また桜の花ビラの豪雨の中を歩くのはとてもロマンチックである。歴史博 物館、絵島囲み屋敷、高遠湖などを見学、散策して長野の春を十分に満喫できた 。昼食は小淵沢のドライブインで天婦羅とワカサギのから揚げをおかずにして勿 論おそば。帰路は山中湖から道志道の桜を見ながら７時頃に帰着。とても気持ち の良かったドライブでした。

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ここで食事をしました	凄かったです
上を見ていると人も気になりません		でも周りを見ると・・・	町山さん、奥様、昭子
白山橋を渡ってそばの里の方まで足をのばした
入場券	パンフレット